【サンプ戦直前】ローマの選手のこと覚えてる?
- 酢ダコ
- 2020年6月25日
- 読了時間: 28分
更新日:2020年6月27日
お久しぶりです。酢ダコです。いよいよローマのセリエA再開ですね。ところで今季のローマの選手全員のこと覚えてますか?
再開後のローマを最大限楽しむために一緒に振り返りましょう。
今シーズンの残り試合に出場できるローマの選手たちをロマニスタ4名が自由に寸評してみました。1人の選手を4人のファン視点から語ることで、競技面からプライベートまで幅広く、そして深く、その選手を知れると思います。
ご協力くださった、おしょうさん、イヒロマさん、しゅーさん、本当にありがとうございました!
かなり長くなるので早速いってみましょう!
おしょうさん
オルセンやミランテにできないことを可能にするという狙いでローマが獲得したであろう選手で、セービングが上手く、ポカはあったが信頼に値する実力者。昨季の途中で正GKが変更する事態になったばかりのローマとしては大切にしたい選手だが、4000万ユーロ以上のオファーが届いたら…という噂通りの展開になれば、一考の余地はあるか。
イヒロマさん
ベティスからやってきたビルドアップができる現代的なゴールキーパー。しかし今のところ足元よりセービング技術の方が目立っている。キャッチングの安定感はハンパないがダービーで痛恨のミス。。。
しゅーさん
足元が良いキーパーと聞いていたが、シュートストップに特長のある選手という印象。
ペナ外からのシュートは恐らくノーチャンス。たまにミスもするが、元GKとしては許してあげたいところ。
酢ダコ
今季のローマの守護神。安定したセーブを見せ、安くない移籍金の価値を示している。それだけにデルビーでの凡ミスは残念。あれがなければ全ロマニスタの信頼を獲得していたはず。足元のあるGKとして加入したが、今のところその感想は抱かない。プレミア方面から狙われているらしい。
おしょうさん
ブラジル代表に名を連ねているので、例え一時的だとしてもアリソンとエデルソンに次ぐ第3GKになったことになる。自分が日本でだいたい第50000000GKであることを比較対象にすると、その実力はもはや説明不要。とにかく試合に出場してほしいし、それが叶わないなら選手本人も自身の将来について真剣に考えるだろう。
イヒロマさん
そのプレーを見たものはほとんどおらず実力は未知数。しかし、ブラジル代表に招集されたこともあり、あのアリソンも実力を認めるほど。第2のアリソンとなってくれることを願う。
しゅーさん
まだ誰もその姿を知らない幻の3番手。しかしその実力はアリソンも評価。アリソン・エデルソンモラエスとともにブラジル代表に選出されるなど、将来が期待される23歳。再開後に最も見たい選手の1人。
酢ダコ
加入2年目の第3GK。アリソン、エデルソンに次ぐ第3GKとしてもセレソン入り。ローマスタッフからの評判も良いが、公式戦には未だ出場せず。期待ばかりが膨らむ。(酢ダコは彼のガールフレンドがタイプ。彼女のインスタは欠かさず見ている。)
おしょうさん
非常時に備えるイケメンで、今季はインテル戦でクリーンシートに貢献した。現在セリエAに在籍するゴールキーパーの中で、リーグ通算出場数が4番目に多い。ディアワラとはボローニャ時代でもチームメイトだったが、両者が同時出場した試合では、ローマでの戦績も含めて14試合連続で勝てていない。
イヒロマさん
イケメンが揃うローマの中でもトップクラスのイケメン。それだけに36歳で独身というのは意外。第2キーパーとしては申し分ない実力で数々のピンチを救っている。
しゅーさん
今季の出場試合は1試合に留まる。しかし昨季はリーグ終盤から徐々に出場機会を増やし、ピッグセーブを連発。2番手としてミランテがいることが大きな安心感を与えてくれる。とてつもないイケメンであり、ロマニスタ女子を増やすのなら彼を利用する他に方法はない。
酢ダコ
安定と信頼の第2GK。コンディション・モチベを保つのが難しい控えGKという立場だが、急遽出場しても常に活躍する。インテル戦は本当にありがとう。ちゃっかりチーム最高齢だがそれを感じさせない。嫉妬する余地がないほどのイケメン。
おしょうさん
現在バレンシアの選手であり、スピナッフロレンツィはツォーラは本来左サイドを主戦場とする。これらを前提として、ザッパコスタはライドバックのファーストチョイスであるべき存在だ。実質この中断期間中に獲得したようなもの。シーズンを通して悩みの種だったこのポジションの最適解になってほしい。
イヒロマさん
お前は何をしに来たんだと言われることも多々あるイタリア人の右サイドバック。これからの試合で活躍して、期待してないロマニスタ達を見返して欲しい。今のところ覚えているプレーはゴール前の空振りだけだ。
しゅーさん
今季は途中交代で1試合に出場。第2節ラツィオ戦では試合開始直前まではスタメンに名があったものの、アップ中に負傷。その後トレーニングで大怪我を負い、長期離脱を余儀なくされた。ローマではプレミア経験者が成功しがちなイメージがあるため、チェルシーからレンタル移籍と言う形で加入した彼にも期待がかかる。
酢ダコ
大怪我でイタリアでの1年を失ったサイドバック。長年絶対的存在のいないポジションでまたとないチャンスだったので残念。コロナ休暇で復帰。まだどういう選手か分からないので残り試合で見てみたい。ぜってぇ活躍してくれよな!(書くことがない)
おしょうさん
ローマに加入してから3年連続でリーグ戦の半分以上に出場してきた彼にとって、いまだに100分しか出ていないのは苦痛だろう。スモーリングが加入する前だった開幕節でPK献上などのミスを犯しており、なんと第5節を最後にセリエAでは出場なし。唯一復調の兆候があるとすれば、3CBにシフトするという噂だけか。
イヒロマさん
1試合に一度はポカをするがどこか憎めないブラジル人DF。対人にはめっぽう強い。最近ローマ愛を熱く語り、ロマニスタのハートを掴みつつある。
しゅーさん
今季の印象あんまりないなあと思って調べてみたら、なんと3試合しか出ていなかった。しかしながら、17/18CLバルサ戦ではハイライン3バックの一角としてバルサ攻撃陣を抑える活躍。ロマニスタで「JJは使えない」と言う人間はいないだろう。
酢ダコ
すっかり古株の左利きCB。フィジカルとスピードに長けるがいかんせん安定感がない。愛されキャラだが、活躍度合いが高い給与に見合わないためSNSで心ないファンに叩かれがち。オリンピコの奇跡のメンバーだし、ゲームの趣味も合うのでまだ諦めたくない。3バックならチャンスあり?
おしょうさん
加入決定時から特に不安視はしておらずローマには十分な選手だと思っていたので(マノラスと比べたら不足感はあったけど)、この活躍ぶりに驚いているわけではない。ただ、いくらか想像を超えていることは認めるしかない。いつの時代でもセンターバックはガツンといける身体的な長所が欠かせないよな、ってマノラスやリュディガーのときにも思った。
イヒロマさん
マノラスの穴を埋めるためにユナイテッドからやってきた救世主。彼がいなければローマの守備はとっくに崩壊していたかもしれない。たまにマークを外すこともあるが、浮き玉の競り合いではセリエに敵なし。
しゅーさん
「セリエのファン・ダイク」。いや、むしろファン・ダイクが「プレミアのスモーリング」なのかもしれない。そう思わせるほどの強靭なフィジカルと高い対人能力を持つ。足元の技術に若干の不安はあるものの、現在のローマには欠かせない存在。
酢ダコ
デリフトがイタリアに来たことを忘れさせたヴィーガン。セリエAでは十分すぎるスピード・フィジカルを有し、ローマを幾度となく救った。間違いなく今季リーグベストCBの1人。背番号6に文句を言う輩はすっかりいなくなった。
おしょうさん
この人がいるので、両サイドに対応できるスピナッツォーラやサントンが右サイド中心の起用法となっている。今季はやや元気のない試合もあるが、チーム屈指の重要な戦力であることに変わりはない。相変わらず得点とアシストが多く、それらの合計では今季の公式戦でジェコとペッレグリーニに次いでチームで3番目に多い。
イヒロマさん
もはや彼が水色のユニフォームを着ていたことを覚えているロマニスタなどいない。精神面でもプレー面でもチームにとって欠かせない選手。キックも上手く、ペナ外でのフリーキックは彼にとってはPKである。強面の瞳の奥にはどこか優しさも感じる。
しゅーさん
言わずと知れたローマのアニキ。ペナ近くのフリーキックを蹴らせたらほぼPKみたいなもの。大体決まる。ブルーノペレスと同じく攻撃的なSBで、左足からの鋭いクロスは再開後もローマの大きな武器となることだろう。
酢ダコ
悪魔の左足おじさん。加入してからほとんどの試合に出ている。ローマではもはや怪我しないだけで好評価。後半でも何度も画面外からオーバーラップしてくる鉄人。ボールを持ったときのパターンが大体決まっており、既に国内では読まれがち。積極的に右足を使って相手の裏をかいてほしい。
おしょうさん
デビュー戦となったミランとの試合では途中出場で右サイドの守備固めに一役買った。マンチーニを中盤で起用していた時期だったため、翌節のファシオ退場が響いて3試合連続で出場することになり、特にナポリ戦ではスモーリングとCBコンビを組んで勝利に貢献している。出場した5試合すべてで勝利。
イヒロマさん
ローマの未来を担う若きトルコ人CB。ローマのDFらしい大きな体格をもつにも関わらず足元もあり、ビルドアップでの貢献にも期待がかかる。長身を生かしてセットプレーでも活躍してくれる予感。
しゅーさん
189cm90kgの若き大型CB。経験の浅いDFだが今季は中断前までで5試合に出場。退場をしてしまう試合もあったが、ボールに対する執念と確かな安定感を感じた。
じっくりゆっくり育てていきたい選手だ。
酢ダコ
トルコから来たビッグマウス系CB。プレーからも熱さが伝わるローマにぴったりな選手。カードを良くもらうのもローマのDFっぽい。ソックスの丈の短さも、彼と入れ替わりで去ったマノラスを彷彿とさせる。スピードと足元の上手さを備えるが、守備はまだ荒削り。移籍の噂が絶えないが個人的に将来が楽しみな選手。
おしょうさん
とにかくライバルが多いポジション争いにおいて、監督の選択が巡りめぐってサントンに回ってくることは少なくない。メンバーが揃えば出番は限られるだろうが、周囲のフィジカル的な要因などにより、常に暫定的な準レギュラークラスに留まっているような印象。中央に向かってドリブルすることが多いので若干の不安を感じるが、結局あまりロストしない。
イヒロマさん
期待値0でインテル加入してきたこのDFはいい意味で我々の予想を裏切ってくれた。両サイドバックをこなし、時には自らドリブルで持ち上がり、攻撃に参加する。守備にはまだ不安もあるが確実にチームの縁の下の力持ちになっている。インテル戦でいいプレーをするとちょっと嬉しい。
しゅーさん
右も左もこなすSB。今季は後半の守備固め的な使われ方が多い印象(嘘かも)。
意外にもドリブルで中に入っていくタイプのため、もしかしたらサイドギリギリで受けるタイプであるウンデルとは相性が良いのかもしれない。
酢ダコ
昨夏には移籍間近だったがザッパコスタの長期離脱で残留が決まった。フロレンツィのコンディション不良でスタメンに名を連ねることは少なくなかった。タッチライン際から中に運ぶドリブルが上手く、最近はインターセプトに磨きをかけた気がする。金のかけられないポジションで控えに彼がいることはなんだかんだ頼もしい。
おしょうさん
極端にプレイの質が悪化したわけではないが4年目にして序列が下がり、ベンチに座ることが増えた。リーグで先発した11試合のうち10試合で失点しており、唯一無失点だったゲームでは開始30分で退場している。5月には髪をバッサリ切った姿を披露したから得意のヘディングの威力が微増したことは間違いないが、わりともう伸びているのだろうか。
イヒロマさん
今年はマンチーニとスモーリングの加入により、出場機会が減っている。競り合いでは圧倒的強さを誇るので、足の速いCBとは相性抜群である。元FWというだけあって決定力も高い。
しゅーさん
190cm近いフィジカルとCKの得点力を生かし、ローマ空中部隊の名を世界に轟かせたCB。
最終ラインで不用意にドリブルを始めることがあるが、それが起因して失点をしてしまったことはまだない。
酢ダコ
195cmの巨大な壁。長年ローマのディフェンスラインを支えてきたが、新戦力の台頭もあってベンチに座ることが多め。彼がドリブルでするする抜けていく姿が好き。通称「お出かけ」。元FWということもあり、ペナルティエリア内の決定力はチーム随一。3バックなら彼の弱み(足の遅さ)を上手く消せそう。
おしょうさん
中盤起用にも応える柔軟性をもつが、主戦場はフィールドプレイヤーの最後尾。スモーリングの去就が決定しないことやミッドフィルダーの選択肢が比較的多いことを考えると、このままCBとして起用するのが無難か。対人戦に不足はなく、CBとしてはテクニックも備えている。没個性にならず、周囲に埋もれない選手になれそうな予感。
イヒロマさん
アタランタから獲得した若きCB。守備での貢献はもちろん、後ろから供給する柔らかいパスで相手の背後を狙う。怪我人多数のときには、パスセンスを活かして守備的MFとしても活躍している。
しゅーさん
CBながら、ローマの隠れパサーでもある。野戦病院化でボランチでのプレーを強いられるも、なんならファーストチョイスでも良いんじゃないかと思わせるユーティリティ性を披露。日本語が可愛い。でも警告数は抜群に多い。
酢ダコ
イタリア期待のCB。加入当初は強みらしい強みがない中途半端な印象だったが、今では弱みのないマルチな選手に育っている。言うならば手ぐせの悪さか。チームが満身創痍の際はアンカー起用に応え危機を救った。彼の眉毛が好き。
おしょうさん
ブラジルからすれば「イタリアから帰ってきた」だったと思うが、我々ロマニスタにとってはブラジルから戻ってきた選手。終盤にプレイした1月のパルマ戦は、ローマで621日ぶりとなる試合となった。一度レンタルに出されると帰ってきても居場所がないことはよくある話だが、フォンセカはチームの一員として計算している。
イヒロマさん
冬にレンタルから帰って来た彼が再びローマで活躍したのは思ってもみなかった嬉しい誤算である。ブラジル人らしいドリブルでサイドを駆け上がる姿は頼もしい。オリンピコの奇跡があったのは、シャフタール戦での彼のスーパーブロックがあったおかげだというのは忘れてはいけない。
しゅーさん
帰ってきたブラジル人SB。積極的なオーパーラップが特長。カルレスペレスとの相性は抜群(個人的に)。SBを高く配置するフォンセカの戦術を考えると右のファーストチョイスになりそう。
酢ダコ
今冬にブラジルから帰ってきた。ブラジルでの失敗が彼を奮い立たせたのか、ラストチャンスをモノにして復帰後は何度も試合に出ている。このことは逆に、右サイドバックは「人数は多けれど層は薄い」という現実を突きつけられる。フロレンツィ、カルスドルプが戻ってくるがどうなるか。
おしょうさん
冬にポリターノとのトレードが成立しそうになったが土壇場で頓挫したため残留。直後のジェノア戦でアシストするなど大きな活躍をしたのは、彼の技術によるものか、それとも男気によるものか。右サイドバック(またはコラロフ側の後継者)で有効な選択肢になるべき選手だが、フォンセカ監督はスピナッツォーラの起用に慎重なところがある。
イヒロマさん
サントン同様、両サイドバックをこなす器用なイタリア人DF。今シーズンはコラロフをしのいでスタメンで出場することも多々あり、監督からの信頼は厚い。186cmとサイドバックとしては申し分ない体格で、守備も安定している。
しゅーさん
左も右もこなすユーティリティー性が特長のサイドバック。ローマでは未だ持ち味を出しきれていない印象だが、本職左SBのコラロフのバックアッパーとしてだけではなく右SBとしても多く出場し確かな安定感を見せている。
酢ダコ
冬にはポリターノとのトレード間近で破談。なんか納得のいかない移籍だったのでよかった。スピードがありドリブルがお上手。両サイドできる器用さもGOOD。左にはコラロフが君臨する中、右サイドでの出場が多かった。フォンセカとの不仲が報じられているが真相は…。
おしょうさん
昨年に若手世代のブラジル代表選手として日本代表と対戦した際に先発したのだが、ベンチにはフザートがいた。こんな情報しかない。アタランタ在籍時にローマと対戦した際にはベンチに座ったままだったけど、せめてそのときに出ていれば…。とはいえ先発のCBが元ローマのケアーやトロイだったので許す。これ以上は何もない。出番がありますように。
イヒロマさん
今シーズンの新戦力の中で唯一リーグ戦に出場していない。フザトとともに、早く試合で見てみたいランキングトップである。ローマ伝統のブラジリアンとして結果を残すことができるのか、楽しみなところだ。
しゅーさん
今季のリーグ出場は0。ELか何かで一回出ていたような気もするがあまり印象がない。しかし昨年Uー23ブラジル代表に選出されるなど、周囲からの評価は高い。再開後の過密日程の影響で出場機会は増えるだろう。
酢ダコ
冬にアタランタから来た謎の若きCB。YouTubeで勉強した限り、スピードがあり足元もある現代型のCBみたい。(チェティンがいるじゃん…)まともにプレーを見たことがないので何も書くことがない。ザッパコスタといい勝負。
おしょうさん
不器用な選手ではないけど、自身も周囲も何をすれば(させれば)いいのかを掴めていないのか、これといった強みを発揮できていない。CB化計画がどうなるのか楽しみではあるから、この起用法がただの噂でないことを願う。すでに今季のラツィオ戦で、最終ラインの一角に近いポジショニングでゲームの支配に貢献している。フォンセカ監督の決断はいかに…?
イヒロマさん
攻撃的なMFであるはずだが、チーム事情により低い位置でプレーすることが多い。3CBの真ん中として起用されそうだが、個人的には持ち前の攻撃センスを活かして前線でプレーしてほしいところ。。。
しゅーさん
ディアワラの離脱後、ヴェレトゥの相棒役としてローマを支えた。元々はインサイドハーフとしてやってきたため守備の面では若干の不安はあるが、CB間に降り繰り出すタイミングの良い長短のパスはディアワラに勝るとも劣らない。
酢ダコ
コアラ顔とは裏腹にイタリア人ではトップクラスのフィジカルを誇る大型MF。強盗も素手で撃退済み。体格を活かしたボールキープとエリア内への飛び出し、からの両足・頭でのフィニッシュが魅力。なのにチーム事情でローマでは低い位置で使われ続けている。ジェコが出場しない際に彼をCFの後ろで使うと、ペッレグリーニとは異なる形で攻撃に厚みを出せるだろう。
おしょうさん
再加入初年度のような中途半端な状況からは完全に脱したといえるだろう。公式戦全体でみると、アシスト数はすでに二桁に達している。ザニオーロとの同時起用に関しても解は出たと思われるが、彼の負傷によってその位置には別の選手が入る。その影響でパフォーマンスを落とすようでは物足りないが、むしろ良い反応が起こらないかと期待したい。
イヒロマさん
ローマのバンディエラになるべくして生まれてきた男。完璧なビジュアルに、トッティを彷彿させるようなセクシーなパスで多くのロマニスタを魅了する。最近では試合中にチームを引っ張っていくようなシーンも度々見られ、未来のカピターノとなることは間違いないだろう。
しゅーさん
「トッティの後継者」とも言われるローマっ子。繊細なボールタッチと広い視野を生かし、中断前までで8アシストの活躍。「ペッレグリーニの出来はローマの出来」って誰かが言ってた。まさにその通りだと思う。最も大事にしたい選手の1人。
酢ダコ
未来の10番最有力候補。フォンセカ体制のもとアシストを量産している。そのペースは今季欧州トップクラス。トラップ・パス・容姿すべてがエロい。エッチグリーニ。プレーにムラがありすぎる点と、シュート・守備が上達しないのが気になるところ。似合いすぎている7番から10番に早めに替えて、さらなる覚悟と責任のなかローマを引っ張って欲しい。
おしょうさん
プレイのことはまだ分からないから、これから知っていこう。母国では一部リーグのチームで試合に出たことはなく、イタリアの地でそれを果たすことになった。スペイン人がローマに3人同時に所属するのは初めてらしく、監督も含めればエンリケ、ボージャン、ホセ・アンヘルがいた2011~2012年以来。「リーグ再開後にたくさん出場してほしい枠」の一人。
イヒロマさん
正直プレーに関してはまだわからない部分が多いが出場した試合で悪くはない印象だった気がする。なんとなくだが、彼はローマで大ブレイクしてビッククラブから狙われる未来が想像できる。多くのロマニスタが期待している若手の一人であることは間違いないだろう。
しゅーさん
スペイン・エルチェから移籍してきた22歳。今季は第22節サッスオーロ戦で初出場。出場時間が短いためなんとも言い難いが、僕が見る限りの彼の魅力はボールコントロールとポジショニング、視野の広さ。「14番」というなんだかゲームメイクが上手そうな背番号だからそう思うだけなのだろうか。真相は再開後の楽しみの一つだ。
酢ダコ
冬にスペインから来た童顔のテクニシャン。チョリッチと同じ道を辿りそうと思っていたが、監督・コーチからの評価はうなぎ上りの様子。若くまだ線は細いが、臆することなく身体をぶつけにいく姿勢を見て良い意味で驚かされた。中断期間でどれほど成長したか楽しみな選手。
おしょうさん
ディアワラやクリスタンテと比べて体格がやや小さく、プレイエリアが広めで、技術的な短所は特に見受けられない。あまり戦力を固定することはできない状況だが、基本型を決めるならディアワラとのペアがベストか。シーズン序盤からしばらくは高評価だったが徐々に落ち着いてきてしまった感もあり、ここからがまた腕の見せどころ。
イヒロマさん
今シーズンローマの中盤をささえている、新加入のフランス人MF。豊富な運動量、正確なキック、ドリブルでの持ち上がり、そしていかつい顔を持ち合わせるその姿はナインゴランと重なる部分がある。ローマにまた一人PK職人が加わった。
しゅーさん
豊富な運動量でピッチ中を駆け回る中盤のダイナモ。中央でどっしり構えるディアワラとは正反対でそのバランスが素晴らしい。
中断直前にはSBの裏に降りる「SB化」を見せ、ロマニスタを驚かせた。
酢ダコ
運動量が年々落ちてきているローマの中盤を支えるダイナモ。攻守で機動力の高さを見せ、正確なキックも併せ持つ。昨年のボローニャ戦での最後の持ち上がり(結果ジェコの決勝ゴールに)は、他のロマニスタと池袋で観戦していたこともあり忘れられない。時々やらかす致命的なミスも目を瞑ろう。
おしょうさん
ローマの宝石。2年目に成長速度が鈍化することもなく、むしろ右サイドでプレイの幅を広げているところだ。理由を考えると手放しで喜べないが、リーグ戦の開催期間がずれたことは、ザニオーロが今季また活躍する可能性をもたらした。プレイには落ち着きも感じられるが、インスタグラムでは若者らしい笑顔が光る。いや、ばえる。
イヒロマさん
今ローマで最も勢いのあるイタリア人MF。運動量、テクニック、スピード、キープ力、決定力、どれをとっても一級品でトップ下だけでなく右WGもこなす。プレーだけでなく名物ママや付き合っては別れを繰り返している彼女にも注目が集まる。加入当初に比べると顔つきも大人っぽくなり、今や彼を童貞だと馬鹿にする者はいない。。。
しゅーさん
世界も注目する20歳。最近ウイイレの人たちに「ザニオーロつええ」と気づかれ嬉しいような寂しいような。開幕前のいわゆる「盆栽の試合」ではカゼミーロをドリブルでぶち抜く。右サイドでのプレーが多く、恐らくそれがベスト。個人的には「ザニオーロの0トップ」が見てみたい。ロマンしか感じない。
酢ダコ
イタリアの未来。190cmの類稀なフィジカルと確かな足元の技術をもちスピードもある。加えてレフティでイケメンという。もはや主人公である。ユベントス戦で大怪我を負い(彼の泣き顔を見ててもらい泣きした)、今季絶望とされながらコロナ中断期間を挟んで復活に近づいている。彼の強引な突破を早く見たい。ガールフレンドとくっついたり離れたりはもう飽きた。
おしょうさん
もちろん上手いのは分かるが、高頻度で得点に絡めているペッレグリーニやザニオーロ、ムヒタリアンとの競争において、あえて彼を優先する必要性が薄れてきている。それでも短時間で見せ場をつくることを苦手にはしていないようなので、この過密日程のなかで輝けるシーンはありそう。パストーレに注目することは、ローマを楽しむ方法の一つではある。
イヒロマさん
愛称はエルフラーコ(やせっぽち)。ローマに加入してからいまいちインパクトを残してないが、彼の才能を知らないものはいない。魔法のようなパスやボールタッチを魅せるが得点にあまり絡めていない。彼の復活を夢見ているロマニスタは自分だけではないはず。
しゅーさん
キング・オブ・エロス。変態的なパスセンスを持つチャンスメイカー。アーティスティックなイメージがある彼だが、守備では意外にも献身的な姿勢を見せる。
徐々に出場機会が減りつつある彼だが実力は確か。若干意味は違えど、フザトと同様再開後に最も見たい選手の1人である。
酢ダコ
世界的に有名なテクニシャン。ペッレグリーニの活躍により完全にベンチに追いやられたが、彼の離脱時にはチームの攻撃を牽引。やっぱり彼のプレーはワクワクする。ナポリ戦は感動した。ただ怪我が多すぎる。しかも年俸もかなり高いため常に放出候補。
おしょうさん
負傷が相次いだために安定して出場していないが、彼のコンディションが整っているのなら、パス回しの基準点として確実にポジションを与えるべき。試合に出始めた頃にイマイチなパフォーマンスが続いたから少々不安はあったが、ライバルのナポリから良い選手を獲れたと感じていたから、徐々に活躍してきて一安心。リーグ再開後も怪我には注意を。
イヒロマさん
低い位置でボールを刈り取り左右にボールを振り分ける姿はデロッシを思い出させる。弱冠22歳でこれだけの安定感を誇るのは文句のつけようがない。ヴェレトゥとともにローマの中盤を支える大事なピースになることは間違いない。
しゅーさん
広い視野と正確な長短のパスが特長のフォンセカ戦術の肝となる選手。時には最終ラインに降りてゲームを作る。彼がケガをした途端、ローマが勝てなくなったような気がするのは気のせいだろうか。
酢ダコ
デ・ロッシに最も近いレジスタ。低い位置でもベテランのような落ち着きで1枚相手をかわしてボールを散らす。被カウンター時にもサボらず何度もスプリントする姿に、他の誰よりもローマ愛を感じた。口先で愛を誓うのは簡単。今季、酢ダコからの評価を最も上げた選手。彼の復帰は大きな補強。
おしょうさん
ゴールかアシストで得点に絡む頻度はジェコよりもハイペースでチームトップ。出場数の少ないチェティンを除けば、獲得した平均勝ち点も最多となっている。離脱期間の長さと重要なゴールの少なさが高評価のブレーキになっている気もするが、残り10試合以上もあれば彼の実力はセリエAに響き渡りそうなものだ。
イヒロマさん
怪我が多いものの、出場した試合では毎回存在感を見せる、まさにワールドクラスなプレイヤー。長年プレミアで養ってきた技術やボールの受け方はやはり他の選手とは別格である。スモーリングとともにぜひともローマに残って活躍してほしい。
しゅーさん
アーセナルからレンタル移籍でやってきたベテラン。主にトップ下、・ウイングとして出場し、タッチの細かいドリブルと驚異の推進力を発揮。レンタル組ながら中断前のローマを支えた。プレミアあがりはやっぱり活躍するんだなあ。
酢ダコ
アルメニア出身の万能アタッカー。言語習得能力がヤバい。イタリアにもすぐ馴染み、安定して得点・アシストを稼いでいる。空いたスペースに全速力で走り、時にはジェコを追い抜いて、攻撃に流動性を与える。足下でもらいたがる攻撃陣が多いため、個人的に待ち望んでいたタイプの選手。
おしょうさん
新ゼロトップの中軸だった初年度から、ほんの少しずつチーム内で序列を落としている。それでもクライファートとはスタイルが違うため、状況によっては存在意義があるはず。ペッレグリーニが中央に固定されるなら、もしかするとムヒタリアンあたりとポジション争いをするかもしれない。狭い空間を苦にしない繊細なドリブル突破は誰よりも上手い。
イヒロマさん
彼の独特なドリブルからは本当にヌルヌルという音が聞こえてきそうだ。絶対に取られないドリブルで左サイドでためを作ってくれる。PKはほぼすべて成功しており、珍しく外したと思ったら足を怪我していたようだ。
しゅーさん
舐めるようなドリブル。落ち着きすぎてるPK。魅力しかないローマの左ウイング。フォンセカ戦術では中に絞ってプレーをすることが多く、狭いスペースをドリブルで突破していく。とにかくエロい。
酢ダコ
ドリブルが上手い変態。独特なリズムでスルスルと抜けていく姿は気持ちがいい。PKの名手でもある。トッティとデ・ロッシの引退・退団試合で劇的ゴールを決めたお祭り男。パストーレ加入後、仲良く離脱しがちなのが残念。
おしょうさん
半年間の暫定的な扱いになるのかはまだ不明だが現キャプテンであり、そして大エース。昨季は得点ペースにやや陰りが見えたが、今シーズンは現時点でリーグ12得点という良いペースで得点を重ねている。この男に頼りきりな状態については、今季の間はそれでいいし、それがベストであろう選択だ。しかし、シーズン後には向き合わねばならない問題だろう…。
イヒロマさん
ローマで唯一替えが聞かない存在。かつて圧倒的な決定力を誇っていたが、最近ではポストプレーに徹してチャンスを作る側になることが多くなっている。いずれにせよ、プレー面、精神面ともにチームの中心となってローマを支えている偉大なカピターノである。
しゅーさん
ローマの絶対的エース。そのキープ力は世界最高とも言える凄まじさで、ローマの攻撃パターンの一つとなっている。中断前は前線で孤立し本人もフラストレーションを溜める時期もあったが、監督のシステム変更(ヴェレトゥSB化)により改善。再開後もその得点力に期待がかかる。
酢ダコ
文句なしのエース。彼に助けられた試合は数えきれない。フロレンツィに代わって現在キャプテン。恵まれた体格と繊細なボールタッチで攻撃の起点、フィニッシュを担う。ポストプレーをやらせたら世界一。アームバンドを巻いてから守備が献身的になった気がする。
おしょうさん
ザニオーロ離脱後のユベントス戦やラツィオ戦で見せ場をつくっているし、やればできる子。しかしフォンセカ監督からの信頼度は高くないようで、まずはC・ペレスを相手にしっかり定位置を掴みたいところ。強烈なシュートは他のウィンガーにない武器だから決まると気持ちいい。ところで昨季公式戦で二桁だったアシスト数が極端に減っているのは何故。
イヒロマさん
ちょこまかしたドリブルで相手をかわし、左足から豪快なシュートを繰り出す。最近は序列が下がりつつあるが、2シーズン前のようなウンデル砲を繰り出して再びブレイクすることはできるのか。
しゅーさん
「ウンデル砲」と呼ばれるカットインからのシュートはまさに大砲。外で受け中に入っていくタイプのウインガー。精度の高い左足を持ち、プレースキッカーを務めることもある。
母国トルコでは大人気らしい。
酢ダコ
トルコの快速ウインガー。5回に1回出るキーパーノーチャンスの強烈シュートが持ち味。ラツィオ戦ではプレー全てにキレがあった。絶好調時はサラーにも劣らないと思う。ムラが少なくなればワールドクラスになる可能性は十分にある。フォンセカにはあまり信頼されていない模様。
おしょうさん
通常ジェコを差し置いて先発させる価値は薄いが、まあまあ頼れる控え選手として活躍してくれればそれで良い。まさに、リーグ中断直前のカリアリ戦で披露したような躍動だ。あまりに過密日程となる今後、思い切ってジェコを一試合まるまる休ませたいタイミングもあるとすると、こういうバックアッパーの質もキーポイントになる。
イヒロマさん
今シーズンはいまいちだが、リーグ中断前にドッピエッタで期待感を残した。プレースタイルからしてジェコのような役割を果たすことはできないだろうから、彼なりのやり方で存在感を示してほしい。
しゅーさん
スペインの強豪・アトレティコマドリードからレンタル移籍。加入直後は特筆すべき活躍もなく存在自体が謎ではあったが、リーグ中断直前のカリアリ戦・通称「ローマ同窓会」ではドッピエッタと大爆発。良いイメージを持ったまま中断期間に入った。
酢ダコ
酢ダコの独断と偏見が詰まった「性欲強そうランキング」堂々の1位。毎年期待外れになりがちなジェコの控え枠。カリアリ戦でMOM級の活躍をしたがセリエA中断へ。可哀想。ワンタッチで落とすポストプレーはジェコよりも上手い。クリスタンテと組むところが見てみたい。
おしょうさん
さすがにバルセロナで試合に出ていたこともあって、ローマで戦力にカウントされるのに時間を要さなかった。とはいえ、セリエAではいまだに先発ゼロであり、ほとんどがウンデルと代わって後半の途中に出るパターン。幸か不幸か、ザニオーロはまだいない。それぞれの色が明確なウィンガー勢の中で、これからどんな特色を出してくれるだろう。
イヒロマさん
バルセロナで育った期待の新星。ドリブル技術が高いうえにパスの受け方も上手く、これからの活躍に期待がかかる。ザニオーロが帰ってきたら右WGのファーストチョイスをだれにするかという嬉しい悩みがある。
しゅーさん
ボールの受け方やプレスのかけ方などあらゆるプレーからそのサッカーIQの高さを見せつけるバルサ育ちの22歳。ウンデルとは違い、中に入ってボールを受けチャンスメイクをするタイプ。レンタル移籍でやってきたが数ヶ月前にローマが買い取り。2024年6月までの契約となった。
酢ダコ
冬にバルサから来た左利きウインガー。バルサのカンテラ出身らしくポゼッションサッカーにすぐ適合し、戦術理解度が高くフォンセカの信頼を勝ち取った様子。判断の良さ、守備での貢献と視野の広さがウンデルとの差別化ポイントか。正直ウンデルとともに切磋琢磨してほしいところ。ただローマに金はない。
おしょうさん
あどけなさが残る髭面の21歳JKは今季順調な成長をみせている。典型的なサイドアタッカーとして大切なスピード、それなりのテクニックとシュートセンスをもち、ジェコに次ぐ数の得点をマークしている。上手くなくても爆速で帰陣する守備時の踏ん張りも好印象で、悪質でなければ一度や二度レッドカードを提示されても多くのロマニスタは許容しそう。
イヒロマさん
スピードのあるドリブルに注目されがちだが豊富な運動量で守備にも大きく貢献している。球離れが悪かったが、最近では周りを見てパスを出すシーンも多くみられ、ワンランクステップアップしつつある。ウンデルとのちびっこコンビは見ていてほっこりする。
しゅーさん
爆発的なスピードが武器の快速ウインガー。荒削りでついカードをもらってしまうこともあるが、若さ故に波に乗ったら止められない。フォンセカ監督からも「ローマが将来を期待する選手の1人だ」評価される。ペロッティと同じく戦術次第では中央付近でプレーすることもある。
酢ダコ
多分現在ローマで1番足が速い。アタッキングサードでの判断力に難ありだが、シュート力があり将来が楽しみ。守備への貢献度も上がってきた。キーパーとの1対1で外した場面を見たことがない。ライオラの選手なので近いうちの移籍は避けられないか。裏抜けが上手いので2トップで見てみたい。相方との相性次第でCF起用もハマりそう。
以上になります。
いろんな角度からローマの選手を理解・復習できたのではないでしょうか。
(肖像権・著作権の問題でテキストばかりになってしまい、読みづらかったと思います。すみません。)
ぜひこの記事片手に、来たるサンプドリア戦、そして残りのセリエAを楽しんでください!
Comments