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ロッロはトレクアルティスタでこそ輝く

  • 執筆者の写真: ayasupo
    ayasupo
  • 2019年9月18日
  • 読了時間: 11分

更新日:2019年9月19日

ASROMA 4 - 2 U.S.SASSUOLO


皆さんまいどどうも~、あやスポです



前節(第2節ラツィオホームのデルビー)、雑感垂れ流しパジェッレで当ブログ初書き込みさせて頂きまして、目を通してくださった皆さん、ありがとうございます~♪

いつもいつも書いてくほどの気力は無いですが、間隔結構空いていて書きたい事も有ったので病床の中、筆をとってます(笑)



まずはスターティングメンバー紹介



ASROMA


ベーシックフォーメーション:4-2-3-1


  • パウ・ロペス

  • アレッサンドロ・フロレンツィ(C)

  • ジャンルカ・マンチーニ

  • フェデリコ・ファシオ

  • アレクサンデル・コラロフ

  • ブライアン・クリスタンテ

  • ジョルダン・ベレトゥ

  • ユスティン・クライフェルト

  • ロレンツォ・ペッレグリーニ

  • ヘンリク・マヒタリアン

  • エディン・ジェコ



U.S.SASSUOLO


ベーシックフォーメーション:4-3-2-1


  • アンドレア・コンシーリ

  • マルロン・サントス

  • ヴラド・キリケシュ

  • ジャンマルコ・フェラーリ

  • フェデリコ・ペルーゾ

  • アルフレッド・ダンカン

  • ペドロ・オビアング

  • マヌエル・ロカテッリ

  • ドメニコ・ベラルディ(C)

  • フランチェスコ・カプート

  • グレゴワール・デフレル




得点経過


  • ブライアン・クリスタンテ(12分)

  • エディン・ジェコ(19分)

  • ヘンリク・マヒタリアン(22分)

  • ユスティン・クライフェルト(33分)


  • ドメニコ・ベラルディ(53分)

  • ドメニコ・ベラルディ(72分)



私的pagelle(採点表)

*及第点評価:6.0としてます



・パウ・ロペス:6.0


相変わらず味方からの無茶ぶりパスが多く、ドキッとするシーンが多い(彼のせいではない(笑))

あとは新ルールのゴールキックをエリア内で受けれるというルール変更を活かしたという例のアレ(笑)

アレでヒヤッとしたシーンがあったんですよねぇ

プレミアのアーセナルやシティではそれ絡みの失点も実際に起きており、今後一つ大きな駆け引きの要素となってくるんでしょうね、GK

押し込まれた展開時の実戦形式での理不尽な捕球練習は、ローマじゃ毎度恒例なんでそろそろ慣れていきましょ♪

ベラルディのFKはムリゲーでしたね、気にしない気にしない♪



・アレッサンドロ・フロレンツィ(C):6.0


今日も元気な我らがカピターノ

途中何度か膝付近を痛めているのを見た時はゾッとしましたが、プレー続行できホッとした

献身的に上下動し一通りデフレルには仕事させずに、ジェコを狙った低い位置からのアーリークロス、オーバーステップでサイド深い所からの柔らかいクロスと、逆サイドの兄貴然り調子の良いローマの得点パターンとなるSBからのジェコを演出出来ていて良かった

ただ、消耗激しいフォンセカサッカーの中でもSBはより過酷なポジション

スピナッツォーラの帰還を喜ぶと同時に、ザッパコスタの肉体的回復、そして愛しのJJの精神的な回復を祈ってます



・ジャンルカ・マンチーニ:5.5


後半、惜しいヘッダーも有ったし被シュート数も前節より減ったが、マークする相手に簡単に仕事をされている感は根強い

相方がファシオ先輩なんで、色々と気遣って立ち振る舞わなきゃいけないのは考慮できるが(足の遅さとか、足の遅さとか、足のおs・・)

インターセプトなり、相手を潰す動きなり、寄せの速さなり、マークの受け渡しなり、まだまだ学ぶ時間が必要か

でもまだ若い、やってくれ!



・フェデリコ・ファシオ:5.5


今日も(悪い意味で)ドキドキさせてくれたコマンダンテ(笑)

決定的なミスはなくて良かった

・・が、サイドのカバーは有利な位置にいたのに全然間に合わず意味無かったし、ボール持ってサイドに追い詰められてはお洒落且つクソ怖いターンかましたし(無事成功)、2失点目はカプートが見事とはいえ防げない位置ではないのに簡単にベラルディに流す事を許してしまった

これでもファシオさん、好きなんですよ? あたくし

この試合も良いインターセプトあったし、ボールの展開上手いって思ったシーンもあった

ただ、フォンセカサッカー(つうかバックライン高いサッカー全般)だと観てて怖いんです! すまん!



・アレクサンドル・コラロフ:6.5


兄貴は今日もいぶし銀

ユスティン獲得のPKをとり上げられちゃった時の顔も好きです(笑)

ジェコとのホットラインが繋がったのは凄く嬉しいゴール

あのクロススピードにあの抜け出し、これぞホットラインですね

後半残り15分は戻りの遅さが目立つシーンも・・

ターンオーバー枠、復活早よ!

EL、始まるよ!(=試合間かk・・・



・ブライアン・クリスタンテ:6.5


1点目はナイスゴール

ニアに走り込んで合わせるお手本なヘダー、どんな試合も先制点決める人はエライ!

その後は無難なプレーに終始し、攻守のバランサーとして、パスを散らしつつ必要な時は溜めて、ロッロやミキとリズムを作っていた

相方が闘犬タイプのベレトゥだったのは本人非常にやり易そう

ブライアンの評価がミステル内でムチャ高い(戦術理解度)らしいので、出来ればベレトゥやディアワラと組ませてあげると良いと思います

でも、ピンチの際はちゃんとスプリントしよう!



・ジョルダン・ベレトゥ:7.0


良いよ、うん、ディモールト良い!(JoJo風

おじさんね、中盤の底は走ってチェイスしてを繰り返せる、そういう選手が必須だと思ってる口なもんで(笑)

以前から知る期待通りのプレイを披露してくれて、今後が楽しみです

周囲との連携や戦術理解力がより高まれば、個人的にローマに足りないと思っている寄せて奪うボール奪取役を担ってくれると思います



・ユスティン・クライフェルト:6.0


2年目になりやりたかった右サイドの先発

活き活きとしてプレイしていた印象、連携も左サイドのチーム強面相手より癒し系右サイドの方が伸び伸びしていたのは気のせいか?(笑)

得点はお見事、見た目より圧倒的に難しいプロでの1対1のシーン

そこを決めれる力をみせた点は高評価

ラストパスの精度が欠いたプレーが多かった点が少し評価減



・ロレンツォ・ペッレグリーニ:8.5


ごめん、もうここで書いたらムチャ長くなるし、後半書くことなくなるんで飛ばす

でもこの試合のMVPは万人が君を選ぶはず

ただただ「ありがとう」と言わせてくれ!



・ヘンリク・マヒタリアン:7.0


合流直後のデビュー戦でこれだけの仕事してくれたら、何を文句言うんです(笑)

前線からのチェイシング、戻っての守備

攻撃時にはフリーランでのスペースメイク、下がってボール回しにリズム感を出し、しまいには試合を決定づける3点目をダイレクトで決める

ジェンキズにザニ君、これヤバいで?(笑)

次節、トミーに世界を教えてやってくれ、ミキ!



・エディン・ジェコ:7.0


はい、今日も一流

はい、今日も見事な9番

はい、今日も組み立てのお手伝い

はい、今日も素敵なゴール

エディンは試合のペース配分も上手、緩急のつけ方が上手くほんとの無駄走りが少ない

フロからバンドもらってご機嫌なエディン、円満円満♪



・ニコロ・ザニオーロ:6.0


大きな貢献はパー様へのクロスと時間潰しかな?

得点を求められての交代では無かったので大きく目立つことはあまり無く、それでも仕事はこなした感じ

ザニ君に強い競争意識が芽生えると良いなぁ



・レオナルド・スピナッツォーラ:6.0


復帰おめでとう!

計算できる、そしてフォンセカサッカー向きなSBが戻ってきたのは大きい

どんどん出番を増やしていって欲しい



・ハビエル・パストーレ:SV


頑張って、パー様!

あのヘッド外したのは不味いよ(泣)

俺、大好きだから中東いかないよう頑張ろう!



・パウロ・フォンセカ:7.0


セットプレー・遅攻・カウンター・カウンター(後幻のリゴーレ(笑))と、あらゆるシチュエーションでゴールを奪ってみせた今節

今までの試合とは違い、試合後のボールポゼッションは相手が上

しかもそれはおそらく意図的に行ってではないか?

ミステルの掲げる「勇気あるサッカー」

それをローマに合わせてリサイズしたのか、はたまた現メンバーでは早期実現は困難と第2プランに切り替える判断を下したのか?

詳しい話は公式か、ロマ速さん、ロマ電さんが訳すのを待つとします(笑)

試合の終わらせ方がもう少し綺麗に〆れれば、文句無しでした

次節も頼みます、ミステル!




・・と、いうことでここからはうだうだと好き勝手私感を語ります!(←ココ重要

題して、



ロッロとザニ君どっちが良いの? トレクアルティスタ


すいません、自分の答えは出オチみたいにタイトルで言うてますけども・・( ;∀;)


物事を短くまとめて伝える才能を著しく欠く男なもんで、意図して端的に書かんとこの文クソ長くなる未来が自分で見えてます(笑)

あと書いている自分が前述のとおり病気中なんで、普通に咳とかガチしんどい・・

なので、シンプルにまずロッロのトレクアルティスタについて、私が思う所の長所をいくつか挙げ、それをザニ君と比較し、それぞれチームにどういう影響を与えるかという視点で比較してみたいと思います



・ロッロ


  1. ボールプレイ選択肢の一番が「周囲を使う」

  2. 非凡なセンス(空いたスペースを見つける速さ、味方の位置・向きの素早い確認)

  3. 絶妙なパス能力(相手の急所に受ける味方の事を考えたパスが素早く出せる)

  4. ボールポゼッション時の質向上(ただ持つでは無く、どこかで仕掛ける意図を持つ)

  5. ザニ君と比較した時の守備能力の高さ(ボール奪取率、寄せ方、スプリント回数)



・ザニ君


  1. ボールプレイ選択肢の一番が「独力での展開」

  2. 非凡なボディバランス(体幹の強さを活かした、キープ力、体の入れ方・預け方)

  3. 絶妙なシュート意識とセンス(抜いてから・遠目から・背負ったまま、狙えるし狙う)

  4. 球離れの悪さ(一旦自分が持つと仕掛けたがる傾向が強く、ボールが止まり勝ち)

  5. ロッロと比較した時の守備能力(ハイプレスで引っ掛けられない、後を追わない)



以上の点から比較して見ると、ザニ君だとどうしてもボールの回りが悪い印象の試合が多い

それはボールキープ力が格段に優れているメリットが、デメリットになってしまった結果であり、トレクアルティスタの位置で使う事でより目についてしまう



なぜならそれは、



「9番(ジェコ)が担う仕事」



だからだ



同じ仕事をするタイプの二人が前線にいては、どうしても攻撃にスピード感が出ない


  1. 片方が落とす、または納めたボールを、もう片方が受ける

  2. そのボールを受けてワンツーなりサイドに出すなりしてボールを縦に動かす

  3. 相手が防ぎにくい早い攻撃が出来る


前線で攻めの起点となるトレクアルティスタとアタッカンテの関係性は、上記のように同タイプよりかは補完性のあるタイプを選ぶ方が、攻撃に幅が出ると思う



以上の事から、少なくとも現在のザニ君をトレクアルティスタの位置で使う事は、単純に早い攻撃が影を潜めてしまう結果になると考えている

(オプションとしては有効なシーンも勿論ある)



速攻だけで闘っていく事は相手の対応次第(モウさんみたいに終始引いて守る)となるので難しいが、遅攻だけで闘っていくのは更に高難度でチームとして意図してやるにはより成熟に時間が掛かる(しかも人数を掛ける事になりがちで、それに伴いリスクが高め)

それでなくても今季が”ゼロイヤー”のローマで、相手は戦術フェチで曲者揃いのセリエAの面々

しかも最終ラインが盤石では無い事、更に足も遅い事が知られているローマを相手にするとなれば、どのチームも対策は容易となるであろう

実際開幕からの2節のローマはそのパターンで守備が脆くも崩れていった




「ならばどうするか?」




それの暫定的な回答がカウンターとの兼備(=ロッロのトレクアルティスタ起用)ではないかなと




無論、ミステルの究極の理想がこの形とは異なるであろう事は、他の方の詳しい説明記事を見て頂ければわかると思います

ただ、超結果主義の中でも厳しいローマという環境で、現戦力でシーズンを戦い抜くうえで選んだ例がサッスオーロ戦だったんじゃないかなと、まぁ観終わってからこんだけの事を一人妄想してました(笑)


そしてロッロ自身にも、メディアーノの位置でリスクの高いパスを狙わせるより(つうか、時折狙ってしまいます、これは性(笑))、一番活きる位置に置く事でリスクが低減しリターンが増大する

前線のプレス力も上がり、球の動きも良くなりと、良いことずくめなんじゃないかなと試合を観てて思いました

(ロッロはサイドで詰まると貰いに行き、その後の動き直しも良くしてくれるので詰められかけた味方が救われるシーンが多かった)




なによりあたくしを魅了しまくってくれたユスティンへの4点目のスルーパス!



  低い位置でカットするもボールを持って前を向いたミキが相手に引っ掛かる


  ⇒ 近くにいたベレトゥが足を延ばしボールを前方に蹴り出す


  ⇒ そこにいるのは我らがロッロ!


  ⇒ 球足が速くバウンドしていたボールを足元に収めると同時に斜め前方を視認!


  ⇒ ユスティンの姿とDFの位置を確認した後、抜け出しに合わせてロブボールを前方

    のスペースに優しくギフト



まさに往年のトッティを彷彿とさせるかのような、ハイスキル且つエレガントなアシストじゃあないですかぁ!(´Д⊂

(まぁ王子はド変態だから、自分の背中後方にダイレクトにヒールで合わせて浮かして通すレベルを日常茶飯事に披露してましたが・・(笑))



とまぁそういう訳で、個人的には次節以降もロッロのトレクアルティスタを希望する所存でございます

勿論、課題も多くありますよ

簡単に2つ思いついたのを挙げれば、若かりし頃の某ダニ〇レ先輩のような不要に激しいチャージをしてしまう癖と、ペース配分ミスか想像以上に消費が激しい要求をされるタスクだったのか、足が70分過ぎに完全に止まってしまっていたスタミナ面ですね

前者はともかく後者は交代でカバーは出来るので、また次節も全力で勇気をもって闘って欲しい




そしてザニ君の位置は、個人的には前から「ジェコの代わりをやらせてみて欲しい」という考えを持ってました

当然、学ぶことは多い

でも、資質は十分あると思ってますし、ザニ君にはゴールに近い位置で躍動して欲しい


ただ、今期はカリニッチさん獲れましたんで、それやると彼普通に切れますからねぇ・・

(ミステルのコントロール力が試される、ジェコ相手でも噛みつきそう(笑))

となると、フォンセカサッカーではより内側に入る事が多いサイドの位置に配置するのがベターなんじゃないかなと思います



「ウンデル~ やべ~ぞ~

怪我してる間に選手層、無駄に厚くなってるで~」




以上、無駄に長~い私見妄想徒然一人書きでござんした

・・大事な事なんでもう一度念のため言っておきます


「↑これ全部私見、生暖かい目でみて・・」

 
 
 

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